サバービア東京プロジェクト「東京とか、」展

donburaco2008-08-07


先日より、大学で「サバービア東京プロジェクト」と題した地域文化創造をテーマにした3年生の授業の中間発表として展覧会とワークショップ&イベントを開催している。
とりあえず初日と二日目の模様をスライドショーにまとめてみました。

首都大学東京は名前のもつメトロポリス感とは裏腹に東京都下の西方、多摩地域に位置する。展覧会タイトルの「東京とか、」はそんな”東京都下”の音を引いたものだが、字面としては「とか、」の後に続くさまざまな単語を誘発するものとして掲げられている。あなたの「東京」にもう一言足して何かを語るとするなら、「東京とか、」のあとに入る言葉は何だろう?

「サバービア東京プロジェクト」は僕が所属するシステムデザイン学部インダストリアルアートコースのなかのアート&デザイン社会システムコアの教員である長田謙一さん、久木元拓さん、山口祥平さんと共同で、3年生を対象とした総合プロジェクトと称するフレキシブルな授業を進めるにあたって、大学周辺の地域のリサーチとそこでの文化ネットワークをテーマにこの4月から始められたものだ。
今回の展覧会&イベントは、その最初の半期の節目となるもので、研究室の床いっぱいに広げられた白地図を舞台にワーク・イン・プログレス形式で複数の作業と出来事が交差する仕掛けで、7名の3年生が中心となって企画と運営が進められている。

最終日となる8/10(日)には選曲家でありサバービア・レーベル主宰の橋本徹さんをゲストに招いたイベントをやります。都市郊外論と音楽文化論を接続するトーク・セッション。学生たちのフィールドワーク映像と橋本さん選曲のサバービア・チューンをVJ風に流すミュージック・セッションもあります。


サバービア東京プロジェクト2008
「東京とか、」展

◆EXHIBITION
日時 2008年8月1日[金]〜10日[日]の金・土・日
   10:00ー18:30 入場無料
◆EVENT
8月10日[日]トークイベント「“suburbia”から。90'から。」
   ゲスト 橋本徹(編集者・選曲家・SUBURBIA)
   16:00開演〜17:00終演予定 入場無料
◆場所 首都大学東京 日野キャンパス(システムデザイン学部)2号館2-104研究室
◆アクセス http://www.tmu.ac.jp/access.html(場所は南大沢キャンパスではなく日野キャンパスなのでご来校の際はお気をつけください)